お金を借りようとするときに貸金業者の中に、闇金業者が紛れているのですぐには判別できません。
しかし闇金業者は違法ですので、必ず正規の貸金業者とは違う部分があるでしょう。
既に借りている場合貸金業者が闇金業者であるか、確認しなければいけません。
そしてこれから借りようとするときには、闇金業者であるか確かめてから借りましょう。広告などを見てもすぐには判断がつかず、ついつい闇金業者に電話をかけてしまう人もいるはずです。
貸金業者が闇金業者であれば、対応が正規の貸金業者とは全く違うものになるはずですので、判別は可能になります。正規の貸金業者と闇金業者を、見分けるポイントを見ていきましょう。
広告の融資条件で闇金を見分ける方法
闇金業者と正規の貸金業者とを見分ける方法は、広告のうたい文句にあると言っても過言ではありません。勧誘広告にはブラックリストでも融資可能や、多重債務者でも貸しますなどと書いてあるものが存在します。
他にも審査なしで融資可能や、他の貸金業者で断られた人も歓迎という文言も見られるでしょう。これらは正規の貸金業者では書けない融資条件で、このような広告は闇金業者である可能性が高いと考えてください。
他にもあまりに低い金利を、書いてある場合があります。これには年利とはっきり書いてなく、日利であったり週利であったりしますので注意が必要です。
またはその金利では貸せませんと借りる直前に言われることもあるでしょう。
大きい金額でも融資可能という文言にも、注意しなければいけません。
正規の貸金業者では利用限度額というものがあり、大金は一気に借りることはできない仕組みになっています。
実際に接触させることが目的で、実際はそんな大金を貸してはくれません。
甘い言葉を広告に載せている業者は、闇金業者かもと疑う必要があるのです。
広告の細部で闇金を見分ける方法
広告を良く見ると闇金業者の広告は、正規の貸金業者と違う箇所がいくつもあります。電話番号が一番わかりやすいのですが、携帯電話を書いてある広告は闇金だと断定できるでしょう。
正規の貸金業者は、固定電話を記載しておかなければなりません。
携帯電話を使用するのは警察などに、尻尾を掴ませないようにするためです。
次に正規の貸金業者は、貸金業登録番号を必ず持っています。
登録番号は、許可を出した部署名(A)第B号となっていて、これが広告内にない場合は闇金業者の可能性が高いです。
しかし登録番号を取っているからと言って、正規の貸金業者とは限らないケースもあるでしょう。
闇金業者でもこの番号を取っていたり、あたかも取っているように詐称したりするケースもあります。
そういうときは先程の登録番号の、Aの部分に注目しましょう。
Aの数字が1などと若い数字の場合、闇金業者である危険性が高くなります。
広告を注意深く読み解くことが、闇金業者に引っかからない要因になるでしょう。
色々ある闇金の手口を知ろう!
闇金業者の手口には巧妙で違法なものが、たくさん見られます。押し貸しといって最初は普通に取引していても、突然口座にお金が振り込まれるケースです。
これは勝手に貸して大きな利子だけ取るというやり方で、もちろん違法となります。
しかし一度お金を真面目に返済すると、完済しても押し貸しのような手口で手を切ってくれません。
その顧客はお金を支払う客だと認定されてしまいますので、注意をしてください。
次にカラ貸しと呼ばれる手口を紹介します。
カラ貸しは契約などを取らず、回収だけを勝手に行う犯罪行為です。
多重債務者はもはや誰にいくら借りたか、把握できていない状況の人が多くなっています。
その弱みに付け込んで取り立てを行うので、その都度確認して自分の身は自分で守りましょう。
その他多重債務者に付けこむ手口が存在するので、闇金業者には注意が必要です。
実際は違法行為でも彼らは平然と踏み込んできますので、対策をしっかり立てましょう。
まとめ
債務が重なってくると段々貸付条件の甘い小さい店構えの貸金業者に、足が伸びてしまうことが現状です。しかし一歩間違えれば闇金業者にたどり着いてしまう、危険な行為となります。
貸金業者は利子によって利益を生みますが、返済が滞れば貸し倒れとなり赤字経営になりかねません。だから貸金業者は返済能力があるか審査するのですが、そんなことをしなくても必ず返済させる自信があるものが闇金業者です。
返済させるためならば違法だろうが、どんな手段もいとわないことをするから闇金は怖いのです。貸金業者にお金を借りる際は、広告を確認することが大切だと上記に書きました。
今の時代インターネットがあるのですから、念には念を入れてその業者が正規のものか確認してください。名前や貸金業登録番号を検索することは、現代において常識と言える自衛手段でしょう。
このようにして闇金業者と接触しないように、自衛していくことが大切です。
この記事へのコメントはありません。