闇金業者とは知らずに借りてしまったケースや、消費者金融から借りられなくなったなど借りる理由は色々あるでしょう。しかしお金を借りてしまった場合、取り立てや嫌がらせはひどくなっていきます。

そういったとき被害者は焦ってしまいますが、それが闇金業者のやり方です。
精神的に追い詰めて、お金を払わなければいけないという考えにしていきます。

このようなやり方に対抗する気持ちを持たなければいけません。
借りてしまったらすぐに始めたい対処法を考えていきます。

闇金にお金を返す必要はない

闇金業者にはお金を返済する義務がないと言いますが、本当でしょうか。
お金を借りた以上元本は最低限返すというのが、人間の義務と思っている人が多いはずです。

しかし法律では、お金を返す必要がないことは明白です。民法708条の不法原因給付により、闇金業者のしていることが違法であるから返金しなくて良いということです。

仮に闇金業者に借金して1円でも返済したら、被害者はお金を出してくれる人と認識されてしまいます。
返済したらその被害者はカモですから、どんどん色々な手段で追い込んできます。

親族や会社に取り立てることもあるくらい、執拗に絡んでくるでしょう。
対応策としては取り立てに実際来ても、払う意志がないことを明確にしましょう。

お金は返す必要はありません。

だからと言って最初から儲けるのを目的にするのも、違法ですので注意してください。
闇金業者をなめてはいけませんが、必要以上に恐ろしがる必要はありません。

証拠を残すことが大切

闇金業者とどう戦えばよいですが、警察に行っても証拠不十分で逮捕できないケースが多々あります。
借金返済をせまられて色々なひどいことを言われたと、警察に行っても証拠になりません。

そのため借金をするときから、ボイスレコーダーやメモを残すようにしましょう。
規定年利以上の金利を要求されても、録音しておくと証拠になります。

催促の電話にしても脅しや追い詰める文言を言った場合には、録音しておくのが効果的です。
録音やメモを証拠として警察に行くと、警察も無下にはできないでしょう。

弁護士や司法書士に対応をお願いする場合も、もちろん武器になります。
もちろん証拠があることは闇金業者には、ばれないようにしなければいけません。

ばれると非常に危険な状況に陥ることは、想像に難くないです。常に闇金に対応することは危険と隣り合わせなだと、認識しながら行動しましょう。

最終的には弁護士か司法書士に相談

色々と対策はありますが、最終的には弁護士か司法書士にお願いが最大の対策です。
警察に行っても対応が遅れたり、対応してくれなかったりします。

それどころか警察に相談したことがばれると、取り立てや追い込みが悪化するでしょう。
しかし暴力以上のことがあれば、もちろん警察は早急に対応してくれます。

警察に頼れないときは弁護士か司法書士に、相談することがお勧めです。
弁護士や司法書士に頼むと費用は発生しますが、その分安心が得られます。

そして闇金業者と手を完全に切るには、この方法しかないと言っても過言ではありません。

闇金対応に適した弁護士や司法書士に頼むということ怠れば、余計につけいる隙を与えることになりかねません。
焦らずに良い弁護士や司法書士を見つけてください。

まとめ

我々は闇金業者と戦う際には弁護士や司法書士という武器がなければ、無力であると知っておかないといけません。
闇金業者はお金を貸したという強みがありますが、それを違法と我々が認識しないと追い込まれていきます。

借りたお金は返さないといけないという、当然の論理を自分の都合の良いようにつけこんでくるのが闇金業者です。
借りた元本ですら返さなくてよいという、法律のもと戦うのは法律の専門家であって被害者ではありません。

証拠を残すことに執着し過ぎて危険な目に逢うということでは、何の意味も持たないです。
ボイスレコーダーの持ち込みも危険ですから、万全を期して行うようにしましょう。

大切なのは被害者の安全であることを、決して忘れないようにしてください。