闇金業者は存在そのものが違法ですが、拉致や連れ去りになるともはや犯罪になってきます。一昔前なら確かに考えられたのかもしれませんが、現代の社会において拉致などはないのではと考えがちです。
本当に拉致や連れ去りなどの、犯罪行為が起こるのでしょうか。また漫画やドラマにあるような船に乗せて働かせるとか、水商売に連れていくという行為も耳に入ってきます。
これも浮世離れした話で一昔前の出来事のようですが、実際に起こるのでしょうか。
このようなトラブルに遭ったら、どう対処すれば良いか考えていきます。
拉致や連れ去りは本当にあるの?
闇金業者への返済ができないでいると、脅し文句や脅迫まがいのことを行ってきます。
その中に被害者を拉致するとか、家族を連れ去るなどと言われることも少なくありません。
危険な脅し文句ですが被害者には恐怖を与えられ、闇金業者の言いなりにお金を支払うケースもあります。
現代の闇金業者は090金融と呼ばれる、店舗を持たない営業が主流となっていて被害者と直接会うことを嫌うでしょう。
090金融は電話で取り立てなどを行い、効率よく収入を得ていて家まで押しかけることはほぼしません。
顔がばれるのを警戒しているので、よほどのことがない限り姿を現さないでしょう。
だからといって馬鹿にしていると、痛い目に逢うのも闇金の特徴です。
警察沙汰になるのを恐れて結局は何にもしてこないなどと、高をくくって怒らせることは危険でしょう。
闇金業者にしてみればお金が入ってこないことは、死活問題になりますから必死になってきます。
逆に言えばそのようなことになる前に、しっかり対処しましょう。
闇金業者が拉致を行うケース
多くの脅し文句は嘘であると考えることができますが、100%安全かと言われると安全とは言い切れません。
危険なケースとしては、闇金業者を怒らせた場合が挙げられます。
いつも怒っているからどのケースが本気で怒っているか、分からないという人もいるはずです。多いのは電話での取り立てで何もしてこないと高をくくって、挑発をしたりするとなめられていると感じて怒ります。
それに借入金額が大きい場合も、回収するためになら何でもしてくる可能性があるため注意が必要です。
もう一つ危険なケースは、暴力団が係わっている場合が挙げられます。
そういうケースの闇金業者は、店舗型の営業を行っている場合が多く注意が必要です。
このようなケースは家にまで取り立てに来て、暴力をふるったり家を荒らしていきます。
最悪のケースとして拉致や連れ去りという、犯罪行為を行う場合があるので警戒しましょう。
被害者や家族に女性がいるなら、水商売に使うために連れ去るケースもあるようです。
一人で戦わないで!拉致の対処法
拉致や連れ去りに近いことをされたら、どのように対処すると良いでしょうか。犯罪行為を行ってくるということは、返済の滞りがひどいなど闇金業者も追い詰められているということです。
そのような状況になる前に弁護士や司法書士へ、相談が大切でしょう。
しかし相談を事前に脅しによって、止められるケースがあります。
弁護士に相談したら拉致する、などと言ってくる闇金業者がいますが脅しは脅しです。
実際に弁護士や司法書士に相談されると、処分を恐れて手を出せなくなるのが実情でしょう。
闇金業者はお金が入らないと商売にならないので、捕まらない範囲での嫌がらせがほとんどです。
それも弁護士や司法書士に依頼するとなくなることがほとんどなので、勇気をもって依頼しましょう。
もし暴力があったり拉致に近いことが起こった場合も、弁護士に依頼していれば警察に繋がります。
とにかく闇金業者に係わったら、弁護士や司法書士に依頼するという認識を持ってください。
まとめ
闇金業者と関わると良くないことが、立て続けに起こるでしょう。
支払いに応じるとこの客は金を払ってくれると、認識されてどんどん取り立てに来ます。
お金を一切支払わずに速やかに、弁護士や司法書士にお願いした方が得策です。
それでは彼らも商売にならないので抗いますが、弁護士や司法書士が登場すると引き下がる他ありません。
拉致や連れ去りは彼らにとっても、最終手段になります。
しかし闇金業者にお金を借りると、このような危険が迫ることを認識して借りることをなるべく避けましょう。極端に言えば闇金業者に借りるということは、拉致や連れ去りの危険も感じて借りなければいけません。
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